専門レベル

protoplasm

/ˈproʊtəˌplæzəm/
【プラスチック、形成しやすい】
生物学
語源
ギリシャ語の prōtos (プロートス、「最初の、第一の」) と plasma (プラスマ、「形作られたもの、成形物」) を組み合わせた言葉である。

plasma は動詞 plassein (プラッセイン、「形作る」) に由来する。19世紀に「生命の基本的な物質」として細胞内の生きている内容物全体を指すために作られた言葉で、「最初に形作られた(生命の)物質」といった意味合い。
語源のつながり
例文
語幹

proto 【最初の、第一の】

ギリシャ語「protos」(最初の、第一の) に由来する語幹。

  • prototype - 原型、試作品

    proto(最初の) + type(型)。

  • protocol - 議定書、手順

    proto(最初の) + kolla(糊)。元々はパピルス巻物の最初のシートに貼られた目録を指した。

  • protozoa - 原生動物

    proto(最初の) + zoa(動物)。最も原始的な動物。

  • proton - 陽子

    proto(最初の) + -on(粒子)。水素原子核(最初の元素の核)。

plasm 【形作られたもの、物質】

ギリシャ語「plasma」(形作られたもの、像) < 「plassein」(形作る) に由来する語幹。

  • plasma - 血漿、プラズマ

    ギリシャ語 plasma (形作られたもの)。

  • cytoplasm - 細胞質

    cyto(細胞) + plasm(物質)。

  • neoplasm - 新生物、腫瘍

    neo(新しい) + plasm(形作られたもの)。新しく異常に形成された組織。

  • sarcoplasm - 筋形質

    sarco(肉) + plasm(物質)。

  • plastic - プラスチック、形成しやすい

    ギリシャ語 plastikos (形成に適した) < plassein(形作る)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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