専門レベル

phosphatase

/ˈfɑsfəˌteɪs/

【プロテアーゼ（タンパク質分解酵素）】

化学生物学

語源

phosphate (リン酸塩) + -ase (酵素を示す接尾辞) から成る。
Phosphate は、元素のリン (phosphorus、ギリシャ語で「光をもたらすもの」) に由来する。

リン酸エステル結合を加水分解（水を加えて分解）する酵素の総称である。生物の体内で様々な代謝反応に関わっている。

語源のつながり

例文

Alkaline phosphatase levels help doctors assess liver function.(アルカリホスファターゼ値は医師が肝機能を評価するのに役立つ。)

語幹

phosph 【リン、光】

ギリシャ語 phosphoros (光を運ぶもの、明けの明星) に由来。phos(光) + phoros(運ぶ)。リンが発光することから。

phosphorus - リン
ギリシャ語 phosphoros から。
phosphate - リン酸塩
phosph(リン) + -ate(酸塩)。
phosphine - ホスフィン
phosph(リン) + -ine(化学物質)。

-ate 【〜酸塩、〜酸エステル】

化学物質、特に酸の塩やエステルを示す接尾辞。

phosphate - リン酸塩
phosph(リン) + -ate(酸塩)。
sulfate - 硫酸塩
sulfur(硫黄) + -ate。
nitrate - 硝酸塩
nitro(窒素) + -ate。
carbonate - 炭酸塩
carbon(炭素) + -ate。

-ase 【酵素】

酵素を示す接尾辞。

lipase - リパーゼ（脂肪分解酵素）
lip(脂肪) + -ase。
amylase - アミラーゼ（デンプン分解酵素）
amyl(デンプン) + -ase。
protease - プロテアーゼ（タンパク質分解酵素）
prote(in)(タンパク質) + -ase。