大学〜一般レベル

oversight

/ˈoʊvərˌsaɪt/

【視力】

一般ビジネス

語源

接頭辞 over- (上から、〜を超えて) + 名詞 sight (見ること、視界、光景) が組み合わさった名詞である。

この単語は、over- の意味の捉え方によって二つの相反する意味を持つ。
1. 「上から (over) 見ること (sight)」 → 監視、監督
2. 「何かの上を通り越して (over) 見てしまう (sight)」 → 見落とし、手落ち

文脈によってどちらの意味か判断する必要がある。

語源のつながり

例文

Failing to encrypt backups was a serious oversight that compromised customer data.(バックアップの暗号化を怠ったのは重大な見落としで、顧客データを危険にさらした。)
She refused to believe that her friend’s mistakes were made with malice rather than mere oversight.(彼女は友人のミスが単なる見落としではなく悪意によるものだとは信じようとしなかった。)

語幹

over- 【〜の上に、越えて】

接頭辞。上方、超越などを意味する。

overlook - 見下ろす、見逃す
over-(上に) + look(見る)。
oversee - 監督する
over-(上に) + see(見る)。上から見る。
overhead - 頭上の
over-(上に) + head(頭)。

sight 【視力、光景、見ること】

ゲルマン祖語に由来する語幹。

insight - 洞察力
in-(中に) + sight(見ること)。内側を見通す力。
foresight - 先見の明
fore-(前に) + sight(見ること)。先を見通す力。
eyesight - 視力
eye(目) + sight(見ること)。