専門レベル

nucleolus

/nuːˈkliːələs/
【グラジオラス】
科学医学
語源
ラテン語の nucleolus (小さい核、小さい実) が直接の語源である。
これは、nucleus (核、木の実の核) に、小さいものを示す接尾辞 (指小辞) -lus が付いた形である。

nucleus 自体も、ラテン語の nux (木の実、ナッツ) の指小辞 nucle(us) (小さい実、核) に由来する。

生物学の用語で、細胞の「核 (nucleus)」の中にある、さらに小さな構造を指す。文字通り「小さな核」という意味である。
語源のつながり
例文
  • The nucleolus is the largest structure within the nucleus of a eukaryotic cell.(核小体は、真核細胞の核内で最大の構造物である。)
  • The nucleolus, also spelled nucleole, is essential for ribosome production in cells.(核小体(nucleoleとも綴る)は、細胞内でのリボソーム産生に不可欠である。)
語幹

nucle 【核、木の実】

ラテン語 nucleus(核) < nux(木の実)に由来する語幹。

  • nucleus - (細胞)核、(原子)核、中心

    ラテン語 nucleus から。

  • nuclear - 核の

    nucle(核) + -ar(の)。

  • nucleic acid - 核酸

    nucleic(核の) + acid(酸)。細胞核から発見された酸性物質。

  • nux vomica - マチン(木の実)

    Nux(木の実) + vomica(嘔吐させる)。nucleolus の語源 nux。

-olus 【小さい】

ラテン語の縮小辞 (-olus, -ola, -olum)。

  • vacuole - 液胞

    vacuus(空の) + -ole (-olus の異形)。小さい空所。

  • arteriole - 細動脈

    arteria(動脈) + -ole (-olus の異形)。小さい動脈。

  • gladiolus - グラジオラス

    ラテン語 gladiolus(小さい剣) < gladius(剣)。葉の形から。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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