大学〜一般レベル

moribund

/ˈmɔːrəˌbʌnd/

【死後の、検死】

医学一般

語源

ラテン語の moribundus (死にかかっている、死にかけている) に由来する。

これは動詞 mori (死ぬ) + 「〜する傾向のある」「〜しかかっている」という意味の形容詞を作る接尾辞 -bundus から成り立っている。

「死にかけている」状態を表し、文字通り「瀕死の状態にある」、または比喩的に組織や産業などが「衰退しかけた」「末期的な」状態にあることを示す。

語源のつながり

例文

The moribund patient was surrounded by his loving family in his final hours.(瀕死の患者は、最期の時間に愛する家族に囲まれていた。)

語幹

mori 【死ぬ】

ラテン語 mori (死ぬ)、語幹 mort- に由来。

mortal - 死ぬ運命の、致命的な
ラテン語 mortalis (死ぬべき運命の) から。
immortal - 不死の
im-(否定) + mortal(死ぬ運命の)。
mortuary - 死体安置所
ラテン語 mortuarius (死の) から。
mortgage - 住宅ローン、抵当
古フランス語 mort gage (死んだ担保) から。mort (死んだ < mori) + gage (担保)。
postmortem - 死後の、検死
post-(後) + mortem (死 < mors < mori)。