大学〜一般レベル

incriminate

/ɪnˈkrɪməneɪt/

【操作する、手術する】

法律

語源

ラテン語の incriminatus、動詞 incriminare (非難する、告発する) の過去分詞形が由来である。
in- (〜に対して、〜の状態に) + crimen (告発、罪、犯罪) + -are (動詞化)。

「（人）を罪の状態にする」が原義。人に犯罪の責任があると「罪を負わせる」、法的に「告発（告訴）する」、あるいは状況などが人が「有罪であると思わせる」ことを意味する。crime (犯罪) と関連がある。

語源のつながり

例文

The documents found in his briefcase could incriminate him in the fraud scheme.(彼のブリーフケースで見つかった書類は詐欺計画で彼を告発しかねない。)

語幹

in- 【中に、〜の状態にする】

ラテン語の接頭辞。ここでは「〜の状態にする」。

include - 含む
in-(中に) + clude(閉じる)。
insert - 挿入する
in-(中に) + sert(置く)。
invade - 侵入する
in-(中に) + vade(行く)。

crimin 【罪、非難】

ラテン語 crimen (告発、罪) に由来する語幹。

crime - 犯罪
ラテン語 crimen から。
criminal - 犯罪の、犯人
crimin(罪) + -al。
recriminate - 逆に非難する
re-(逆に) + criminate(罪を負わせる)。
discriminate - 差別する、区別する
dis-(離して) + crimin(分ける) + -ate。元は区別する意。

-ate 【〜にする】

動詞を作る接尾辞。

create - 創造する
creare(生み出す) + -ate。
educate - 教育する
educare(導き出す) + -ate。
operate - 操作する、手術する
operari(働く) + -ate。