大学〜一般レベル

hypochondria

/ˌhaɪpoʊˈkɑndriə/

心気症、ヒポコンドリー

医学, 心理学

語源

ギリシャ語の hypokhondria から。これは hypo-（下に）と khondros（軟骨）から成る。

古代ギリシャでは、憂鬱や気分の落ち込みの原因は「肋骨の軟骨の下」にある内臓（脾臓や肝臓）にあると考えられていた。そこから、自分の健康状態を過度に心配する精神疾患（心気症）を指すようになった。

語源のつながり

例文

His constant fear of illness was a clear symptom of his severe hypochondria.(彼の絶え間ない病気への恐怖は、彼の重度の心気症の明白な症状だった。)

語幹

hypo 【下、未満、劣る】

ギリシャ語 `hypo` (下に、未満) に由来する接頭辞・語幹。

hypodermic - 皮下の
hypo(下) + derm(皮膚) + -ic。
hypothesis - 仮説
hypo(下) + thesis(置くこと)。
hypothermia - 低体温症
hypo(下) + therm(熱) + -ia。

chondr 【軟骨、穀粒】

ギリシャ語 `chondros` (軟骨、穀粒) に由来する語幹。

chondrocyte - 軟骨細胞
chondr(軟骨) + -o- + cyte(細胞)。
chondritis - 軟骨炎
chondr(軟骨) + -itis(炎症)。
mitochondria - ミトコンドリア
mito-(糸) + chondr(粒) + -ia(複数形)。

-ia 【状態、病気、性質】

抽象名詞、特に病名や状態を示す名詞を作る接尾辞。

myopia - 近視
my-(閉じる) + ops(目) + -ia。
pneumonia - 肺炎
pneumon(肺) + -ia。
amnesia - 記憶喪失
a-(無) + mnesis(記憶) + -ia。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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