大学〜一般レベル

exchequer

/ɛksˈtʃɛkər/
【コンピューター】
経済政治
語源
この単語は、古フランス語の eschequier (チェス盤、またはチェス盤を使った計算盤) に由来する。これはさらに中世ラテン語の scaccarium (チェス盤) を経由し、究極的にはペルシャ語の shah (シャー、王様) から来た「チェス」というゲームに関連している。

なぜ「チェス盤」が「財務省」や「国庫」を意味するようになったかというと、中世のイギリスの財務官庁で、勘定を行う際に、マス目の描かれた(チェス盤のような模様の)テーブルクロスが使われていたためである。

この計算用の盤(テーブル)自体が Exchequer と呼ばれるようになり、やがてそれを使う役所、すなわち「財務省」や「国庫」そのものを指すようになった。
語源のつながり
例文
  • The British exchequer recorded a budget surplus this quarter.(英国財務省は今四半期に予算黒字を記録した。)
語幹

chequ 【チェス盤、市松模様】

ペルシャ語「shah」(王) がアラビア語、ラテン語「scaccus」、古フランス語「eschequier」を経て入った語幹。

  • check - 小切手、検査、阻止、市松模様

    古フランス語 eschec (チェスの王手、阻止) から。ペルシャ語 shah (王) に由来。

  • checker - 市松模様、チェッカーをする人

    check(市松模様) + -er。

  • cheque - 小切手 (英)

    check と同源。

-er 【〜するもの、場所】

名詞を作る接尾辞。ここでは「〜に使われる物(盤)」の意味。

  • teacher - 教師

    teach(教える) + -er(人)。

  • worker - 労働者

    work(働く) + -er(人)。

  • computer - コンピューター

    compute(計算する) + -er(もの)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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