専門レベル

duodenum

/ˌduəˈdinəm/

【12月】

医学

語源

中世ラテン語の duodenum digitorum (12本の指の長さの) という表現に由来する解剖学用語である。duodenum は duodeni (12ずつの、< duo 2 + decem 10) の中性形が名詞として使われたものである。

胃に続く小腸の最初の部分を指す。
古代ギリシャの医師ヘロフィロスが、この部分の長さがおよそ指12本分の幅であると記述したことに由来すると言われている。「十二指腸」という日本語訳もこれを反映している。

語源のつながり

例文

The doctor explained that the ulcer was located in the patient's duodenum.(医師は、その潰瘍が患者の十二指腸にあると説明した。)

語幹

duo 【2】

ラテン語「duo」(2) に由来する語幹。

dual - 二重の
ラテン語 dualis。duo(2) + -alis。
duet - 二重奏、二重唱
イタリア語 duetto。duo(2) + -etto(小さい)。
duplicate - 複製する
ラテン語 duplicatus。duo(2) + plic(折る) + -atus。二つに折る、二重にする。

den 【10】

ラテン語「decem」(10)、「deni」(10ずつ) に由来する語幹。

decade - 10年間
ギリシャ語 deka (10)。ラテン語 decem と同源。
decimal - 10進法の
ラテン語 decimus (10番目の)。decem(10) + -imus。
December - 12月
ラテン語 December。decem(10)。元々は古代ローマ暦の10番目の月だった。