専門レベル

cyanotype

/saɪˈænəˌtaɪp/
【表現型】
写真化学
語源
ギリシャ語の kyanos (キュアノス、「濃い青色、藍銅鉱」) と typos (テュポス、「打刻、印、型、像」) を組み合わせた言葉である。

19世紀に発明された写真技法で、鉄塩の感光性を利用し、現像すると「青い印画(青写真)」が得られることから名付けられた。設計図の複写などに用いられた。
語源のつながり
例文
  • Artists in the Victorian era created beautiful cyanotype photographs using sunlight and iron salts for distinctive blue prints.(ビクトリア朝時代の芸術家は独特の青い印刷のため日光と鉄塩を使って美しいシアノタイプ写真を作成した。)
語幹

cyano- 【青、シアン】

ギリシャ語「kyanos」(濃い青色、藍色) に由来する語幹・接頭辞。

  • cyanide - シアン化物、青酸カリ

    cyanogen(シアンガス) < cyano- + -gen(生む)。プルシアンブルー(紺青)から得られたため。

  • cyanosis - チアノーゼ(皮膚などが青紫色になること)

    cyano-(青) + -osis(状態)。血中酸素不足による。

-type 【型、印、タイプ】

ギリシャ語「typos」(打つこと、印、型) に由来する語幹・接尾辞。

  • prototype - 原型、試作品

    proto-(最初の) + type(型)。

  • stereotype - ステレオタイプ、固定観念

    stereo-(固い) + type(型)。元々は鉛版印刷の型。

  • typography - タイポグラフィ、活版印刷術

    typo(型) + -graphy(書くこと、術)。

  • phenotype - 表現型

    pheno-(現れる) + type(型)。観察可能な生物の形質。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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