専門レベル

colloid

/ˈkɑːlɔɪd/

【ヒューマノイド】

化学物理学

語源

ギリシャ語の kolla (κόλλα) 「糊（のり）」と、形を示す接尾辞 -oid (-oeidēs) 「〜のようなもの」を組み合わせた化学用語である（イギリスの科学者トーマス・グレアムによる造語）。

「糊のような」性質を持つ、微細な粒子が液体や気体中に分散した状態、「コロイド（膠質）」を指す（例: 牛乳、霧、ゼリー）。

語源のつながり

例文

Milk is a common example of a colloid, where tiny particles of fat are suspended in a water-based liquid.(牛乳はコロイドの一般的な例であり、脂肪の微粒子が水性の液体中に浮遊している。)

語幹

coll 【糊】

ギリシャ語「kolla」(糊) に由来する語幹。

protocol - 議定書、プロトコル
ギリシャ語 protokollon (写本の最初のシート) < protos(最初の) + kolla(糊)。元はパピルスの巻物の最初のシート。
collage - コラージュ
フランス語 collage < coller (糊で貼る) < kolla。
collenchyma - （植物の）厚角組織
coll(糊) + enchyma(注入物)。細胞壁が厚いため。

-oid 【〜のようなもの】

ギリシャ語「-oeides」(形、種類) に由来する接尾辞。

android - アンドロイド
andr-(人間) + -oid。
spheroid - 回転楕円体
sphere(球) + -oid。
humanoid - ヒューマノイド
human(人間) + -oid。