大学〜一般レベル
chancellor
/ˈtʃænsələr/
【知事、総督】
語源
後期ラテン語の cancellarius (門番、書記官、秘書官) に由来する。これは古フランス語を経て英語に入った。
cancellarius はラテン語の cancelli (複数形;格子、仕切り、欄干) に由来し、「格子 (cancelli) のそばで働く役人」を意味した。古代ローマの法廷では、裁判官と公衆を隔てる格子の近くに書記官などがいたためである。
時代と共にその地位が上がり、中世ヨーロッパでは王室や教会の高官(秘書官長、文書管理長官など)を指すようになった。現在では国や組織によって意味が異なるが、政府の「大臣、長官」、大学の「総長」、ドイツやオーストリアなどでは「首相」といった高い地位の役職名を指す。
cancellarius はラテン語の cancelli (複数形;格子、仕切り、欄干) に由来し、「格子 (cancelli) のそばで働く役人」を意味した。古代ローマの法廷では、裁判官と公衆を隔てる格子の近くに書記官などがいたためである。
時代と共にその地位が上がり、中世ヨーロッパでは王室や教会の高官(秘書官長、文書管理長官など)を指すようになった。現在では国や組織によって意味が異なるが、政府の「大臣、長官」、大学の「総長」、ドイツやオーストリアなどでは「首相」といった高い地位の役職名を指す。
語源のつながり
例文
- The university chancellor delivered a stirring commencement address that resonated with graduates and their families.(大学総長は卒業生と家族の心に響く感動的な卒業式祝辞を行った。)
語幹
cancell 【格子、仕切り】
ラテン語「cancelli」(複数形、格子、柵)に由来する語幹。
-
cancel - 取り消す
ラテン語 cancellare (格子模様で消す)から。文書に格子状の線を引いて無効にしたことから。
-
chancel - (教会の)内陣
教会内で聖職者席と会衆席を分ける格子(cancell)があったことから。
-
chancery - (英国の)大法官府、衡平法裁判所
chancellor が執務した場所、またはその権限が及ぶ範囲。
出現頻度
※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。
共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。 |
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。 |
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。 |
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。 |
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。 |
---|---|---|---|---|
0 | 0 | 0 | 0 | 0 |