大学〜一般レベル

catastrophe

/kəˈtæstrəfi/
【倒置法】
一般地理
語源
ギリシャ語の katastrophē (転覆、突然の終わり、劇の結末) がラテン語・フランス語を経て入ったものである。
kata- (下に、完全に) + strophē (回転、転換 < strephein ねじる、回す)。

元々は劇などの「結末」(事態がひっくり返る部分)を意味した。転じて、地震、洪水、戦争などの大規模で悲劇的な出来事、「大惨事」「大災害」、あるいは計画などの完全な失敗「破局」を指す。apostrophe (アポストロフィ - 離れて向きを変える印) と関連がある。
語源のつながり
例文
  • The sudden volcanic eruption turned the peaceful valley into a scene of catastrophe, forcing all residents to evacuate immediately.(突如の火山噴火が静かな谷を大惨事の現場に変え、住民全員が即座に避難を余儀なくされた。)
語幹

cata- 【下に、反対に、完全に】

ギリシャ語 kata- に由来する接頭辞。

  • cataclysm - 大洪水、大変動

    ギリシャ語 kataklysmos。kata-(下に) + klyzein(洗う)。

  • catalog - カタログ

    ギリシャ語 katalogos。kata-(完全に) + legein(数える、選ぶ)。

  • catalyst - 触媒、きっかけ

    ギリシャ語 katalysis。kata-(下に、完全に) + lyein(解く)。

strophe 【回転、向きを変えること】

ギリシャ語 strophē (回転)、strephein (ねじる、回す) に由来する語幹。

  • apostrophe - アポストロフィ (')

    ギリシャ語 apostrophos。apo-(離れて) + strophē(回転)。文字が省略されて向きが変わる印。

  • anastrophe - 倒置法

    ギリシャ語 anastrophē。ana-(後ろに、逆に) + strophē(回転)。語順をひっくり返すこと。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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英検®準1級
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英検®2級
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東京大学
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