大学〜一般レベル

arbitrage

/ˈɑrbətrɑʒ/
裁定取引、仲裁
経済, 金融

語源

ラテン語の arbiter(審判、仲裁人)からフランス語を経て英語に入った。

元々は「仲裁」を意味したが、現代では主に金融用語として、異なる市場間の価格差を利用して利益を出す「裁定取引」を指す。審判が二者間で判断を下すように、価格差を判断して取引を行うイメージである。

語源のつながり

例文

  • The trader made a quick profit through arbitrage by buying and selling stocks.(そのトレーダーは株を売買する裁定取引によって、素早く利益を上げた。)

語幹

arbitr 【判断する、仲裁する】

ラテン語「arbiter」(仲裁人、判定者)または「arbitrari」(判断する、考える)に由来する語幹。

  • arbitrary - 任意の、恣意的な

    arbitr(判断する) + -ary(形容詞)。個人の判断に任された。

  • arbitrate - 仲裁する

    arbitr(判断する) + -ate(動詞化)。

  • arbiter - 仲裁人、裁定者

    ラテン語 arbiter から直接。

-age 【行為、状態、結果、集合】

名詞を作るフランス語由来の接尾辞。

  • marriage - 結婚

    marry(結婚する) + -age(状態)。

  • storage - 貯蔵

    store(蓄える) + -age(場所、行為)。

  • courage - 勇気

    coeur(心、古フランス語 cor) + -age(状態)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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