英単語の夜空

annealing

/əˈniːlɪŋ/
焼きなまし(焼鈍)

語源

古英語の接頭辞 an-(〜の上に)と ælan(燃やす・焼く)が結合した語で、原義は「火を入れて熱すること」である。

金属加工においては、材料を加熱後にゆっくり冷やすことで内部の歪みを除去し、柔軟性を高める処理を指す。

この「徐々に安定させる」概念は、情報科学分野における最適化手法の名称にも転用されている。

語源のつながり

例文

  • The annealing process strengthens the metal by heating and slowly cooling it.(焼きなましの工程は、金属を加熱し徐冷することでその強度を高める。)

語幹

an- 【〜へ、〜の上に】

古英語の接頭辞(onに相当)。

  • anneal - 焼きなます

    動詞形。

  • annealer - 焼きなまし炉

    anneal + er(装置・人)。

  • anoint - (聖油を)塗る

    an(上に) + oint(油を塗る)。接頭辞 an- の用法例として。

neal 【焼く、熱する】

古英語 ælan(燃やす)に由来する語幹。

  • anneal - 焼きなます

    動詞形。

  • annealer - 焼きなまし炉

    anneal + er(装置・人)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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