大学〜一般レベル

oxymoron

/ˌɑksəˈmɔrˌɑn/
【(大学・高校の)2年生】
文学言語学
語源
ギリシャ語の oxymōron (ὀξύμωρον) が由来で、「鋭く愚かな」という意味を持つ。
これは oxys (ὀξύς) 「鋭い、賢い」と mōros (μωρός) 「愚かな」を組み合わせた言葉である。

「賢く愚か」のように、互いに矛盾する意味の言葉を並べて、新たな意味や効果を生み出す修辞法、「撞着(どうちゃく)語法」「矛盾語法」を指す(例: open secret 公然の秘密)。
語源のつながり
例文
  • The phrase “deafening silence” is a classic example of an oxymoron.(「耳をつんざく静けさ」という表現は典型的な撞着語法だ。)
語幹

oxy 【鋭い、酸っぱい】

ギリシャ語「oxys」(鋭い、酸っぱい) に由来する語幹。

  • oxygen - 酸素

    oxy(酸) + gen(生む)。酸を生むものと考えられたことから。

  • oxytone - 最終音節アクセントの語

    oxy(鋭い) + tone(音調)。最後の音節に鋭い(高い)アクセントがある語。

  • paroxysm - 発作、激発

    par(そば、強意) + oxy(鋭い) + -sm(状態)。鋭い発作。

moron 【愚かな、ばかな】

ギリシャ語「mōros」(愚かな) に由来する語幹。

  • moronic - ばかな、愚鈍な

    moron(愚かな) + -ic(の)。

  • sophomore - (大学・高校の)2年生

    sophos(賢い) + mōros(愚かな)。半人前の賢さ(生意気)と未熟さを併せ持つと考えられた。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
0 0 0 0 0
Random