専門レベル

levorotatory

/ˌliːvəˈroʊtəˌtɔːri/

左旋性の

化学

語源

ラテン語の laevus 「左の」と、rotare 「回転する」（rota 「車輪」から派生）の語幹、そして性質を示す接尾辞 -ory を組み合わせた化学用語である。

偏光面を「左に回転させる」性質を持つ光学活性物質を指す。「左旋性」と訳される。dextrorotatory（右旋性）の対義語。

語源のつながり

例文

This particular amino acid is levorotatory, rotating plane-polarized light to the left.(この特定のアミノ酸は左旋性で、平面偏光を左に回転させます。)

語幹

levo 【左】

ラテン語「laevus」(左の)に由来する語幹。

levulose - レブロース、果糖（左旋性を持つため）
levo(左) + -ulose(糖)。
alleviate - 軽減する
al-(〜へ) + lev(軽い < levis)。laevus(左)とは別語源。
relieve - 和らげる
re-(再び) + lev(軽い < levis)。laevus(左)とは別語源。
dextrorotatory - 右旋性の
dextro(右) + rotatory(回転の)。対義語。

rotat 【回転する、車輪】

ラテン語「rotare」(回転する) < 「rota」(車輪)に由来する語幹。

rotate - 回転する
rotat(回転する) + -ate。
rotation - 回転
rotate(回転する) + -ion。
rotary - 回転する
rot(車輪) + -ary。
rotor - 回転子
rot(回転する) + -or(もの)。

-ory 【〜に関する、〜の性質を持つ】

形容詞や名詞を作る接尾辞。

sensory - 感覚の
sens(感じる) + -ory。
mandatory - 義務的な
mandat(命令) + -ory。
factory - 工場
fact(作る) + -ory(場所)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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