英単語の夜空

bastard

/ˈbæstərd/
庶子、ろくでなし

語源

古フランス語の bast(荷鞍)と、軽蔑的な意味を持つ接尾辞 -ard(~する人)の結合に由来する。

原義は「荷鞍の上でできた子供」であり、正規の寝床ではなく旅先などで生まれた非嫡出子であることを示唆している。

当初は「庶子」を指す言葉だったが、次第に「偽物」や「ろくでなし」といった侮蔑的な意味へと変化した。

語源のつながり

例文

  • He acted like a complete bastard when he fired the loyal employee without notice.(彼は忠実な従業員を予告なしに解雇した際、全くのろくでなしとして振る舞った。)

語幹

-ard 【~する人】

ある性質を持つ人を表す接尾辞。多くの場合、軽蔑的な意味を含む。

  • coward - 臆病者

    古フランス語 coe (尻尾) + -ard。尻尾を巻いて逃げる動物のイメージ。

  • drunkard - 大酒飲み

    drunk(酔った) + -ard。

  • wizard - 魔法使い

    wise(賢い) + -ard。本来は「賢者」の意味(軽蔑的な意味は薄い例)。

  • dullard - 鈍感な人

    dull(鈍い) + -ard。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
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東京大学
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