大学〜一般レベル

addict

/ˈædɪkt/
【評決】
医学社会
語源
名詞・動詞。ラテン語の addictus、動詞 addicere (〜に割り当てる、〜に身を捧げる、賛成する) の過去分詞形が由来である。
ad- (〜へ、〜に) + dicere (言う、話す、宣言する、定める)。

元々は古代ローマで、法廷で負債者などを債権者に「(奴隷として)言い渡された(割り当てられた)」人を指した。そこから、特定の習慣や物質に「身を捧げている」→抗しがたい欲求を持つ「中毒者」や、趣味などに「熱中している人」を指すようになった。動詞としては「(〜を)中毒にさせる」。名詞と動詞でアクセントの位置が異なる ([ˈædɪkt] vs [əˈdɪkt])。
語源のつながり
例文
  • The recovering smartphone addict spent weekends device-free, rediscovering parks, paper books, and unhurried conversations.(スマホ依存から回復中の彼は週末に端末を持たず、公園や本、ゆったりした会話を再発見した。)
語幹

ad- 【〜へ】

ラテン語の接頭辞。「〜へ」「〜に」などの意味を持つ。

  • adapt - 適応させる

    ad-(〜へ) + apt(適合した)。

  • admit - 認める

    ad-(〜へ) + mit(送る)。

  • adore - 崇拝する

    ad-(〜へ) + orare(祈る)。

dict 【言う、宣言する】

ラテン語 dicere(言う、宣言する) に由来する語幹。

  • dictate - 口述する、命令する

    dicere の反復形 dictare から。

  • predict - 予言する

    pre-(前に) + dict(言う)。

  • contradict - 矛盾する、反論する

    contra-(反対に) + dict(言う)。

  • verdict - 評決

    verus(真実の) + dictum(言われたこと)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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