専門レベル

stearin

/ˈstɪrɪn/
ステアリン、動植物に含まれる脂質成分
化学, 生物学

語源

ギリシャ語で「脂肪」を意味する stear + -in (物質を示す接尾辞)。

動物性・植物性脂肪の主成分の一つで、ろうそくや石鹸の原料にもなる化学物質「ステアリン」を指す。

語源のつながり

例文

  • Stearin is often added to candles to make them harder and more opaque.(ステアリンは、ろうそくをより硬く、より不透明にするためによく加えられます。)

語幹

stear 【脂肪】

ギリシャ語 stear, steatos(脂)に由来する語幹。

  • stearic - ステアリン酸(飽和脂肪酸)

    stear(脂)+ 接尾辞 -ic(…に関する)で、炭素数18の飽和脂肪酸を指す。

  • stearate - ステアレート(脂肪酸塩)

    stear(脂肪酸)+ 接尾辞 -ate(塩・エステル)で、ステアリン酸の塩やエステルを指す。

  • tristearin - トリステアリン

    tri-(三)+ stear(脂)+ -in(物質)で、グリセロールと3分子のステアリン酸からなるトリグリセリドを指す。

-in 【…性の物質を示す接尾辞】

化学・生物で物質やタンパク質を示す接尾辞で、pepsin, trypsin などにも用いられる。

  • tristearin - トリステアリン

    tri-(三)+ stear(脂)+ -in(物質)で、グリセロールと3分子のステアリン酸からなるトリグリセリドを指す。

  • pepsin - ペプシン(胃液のタンパク質分解酵素)

    ギリシャ語 pepsis(消化)+ 接尾辞 -in(酵素)で、胃液中の主な消化酵素を指す。

  • trypsin - トリプシン(膵液のタンパク質分解酵素)

    ギリシャ語 trîpsis(擦る)+ 接尾辞 -in(酵素)で、膵臓から分泌されるタンパク質分解酵素を指す。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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