英単語の夜空

spillover

/ˈspɪlˌoʊvər/
波及効果、流出

語源

この語は動詞 spill(こぼれる)と副詞 over(越えて)が結合した複合語である。

原義は液体が容器の縁を越えてあふれ出る物理的な現象を指すが、そこから転じて比喩的に用いられるようになった。

現在では、ある事象や経済活動の影響が、当初の範囲を越えて他の領域へ及ぶ「波及効果」や「流出」を表す用語として定着している。

語源のつながり

例文

語幹

spill 【こぼす、流出する】

古英語 spillan(破壊する、血を流す)に由来。

  • spillage - こぼれた量、流出

    spill + -age(集合・動作の結果)。

over 【〜を越えて】

位置や程度が上回ることを示す前置詞・副詞。

  • overcome - 打ち勝つ

    over(越えて) + come(来る)。困難を乗り越える。

  • hangover - 二日酔い、残存物

    hang(ぶら下がる/残る) + over(越えて)。前日の影響が残ること。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。
00000
Random