専門レベル

natremia

/nəˈtriːmiə/

【尿毒症】

医学

語源

ラテン語の natrium 「ナトリウム」と、ギリシャ語の haima (αἷμα) 「血」、そして状態を示す接尾辞 -ia を組み合わせた医学用語である。

血液中の「ナトリウム」濃度に関する状態を指す（例: hypernatremia 高ナトリウム血症, hyponatremia 低ナトリウム血症）。

語源のつながり

例文

The patient's lab results showed severe hyponatremia, a low sodium level.(患者の検査結果は、重度の低ナトリウム血症（低いナトリウム濃度）を示した。)

語幹

natr 【ナトリウム】

「natron」(天然炭酸ナトリウム) に由来。アラビア語起源。

natron - ナトロン（天然炭酸ナトリウム）
語源。
hypernatremia - 高ナトリウム血症
hyper-(過度の) + natr(ナトリウム) + emia(血液の状態)。
hyponatremia - 低ナトリウム血症
hypo-(下の、少ない) + natr(ナトリウム) + emia(血液の状態)。

emia 【血液の状態】

ギリシャ語「haima」(血) に由来する接尾辞 (-aimia の変化形)。

anemia - 貧血
an-(無い) + emia(血液の状態)。血液（赤血球）が少ない状態。
leukemia - 白血病
leuk(白い) + emia(血液の状態)。白血球が異常に増える病気。
hypoglycemia - 低血糖症
hypo-(低い) + glyc(糖) + emia(血液の状態)。血糖値が低い状態。
uremia - 尿毒症
ur(尿) + emia(血液の状態)。尿中の老廃物が血液中に溜まる状態。