語源
この語はラテン語の multus(多くの)と plicare(折る・重ねる)に由来し、接尾辞 -er(もの)が結合して形成された。
原義は「何度も折り重ねて増やすもの」であり、そこから数を掛け合わせる「乗数」や、効果を増幅させる要因を指すようになった。
特に経済学では、ある活動が波及してより大きな結果を生む「乗数効果」の文脈で頻繁に用いられる。
原義は「何度も折り重ねて増やすもの」であり、そこから数を掛け合わせる「乗数」や、効果を増幅させる要因を指すようになった。
特に経済学では、ある活動が波及してより大きな結果を生む「乗数効果」の文脈で頻繁に用いられる。
語源のつながり
例文
- The investment created a multiplier effect, generating more jobs than originally anticipated.(その投資は乗数効果を生み出し、当初の予想以上の雇用を創出した。)
語幹
pli 【折る、重ねる】
ラテン語 plicare 由来。
-
multiple - 多数の、倍数
mult + ple(pli)。多くの部分から成る。
-
complicate - 複雑にする
com-(共に) + plic(折る) + -ate。一緒に折り込まれて入り組んだ状態。
-
implicit - 暗黙の
im-(中に) + plic(折る) + -it。中に折り込まれていて表面に出ていない。
-er 【〜するもの】
動作主を示す接尾辞。
関連語句
出現頻度
※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。
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共通テスト
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英検®1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 1級 一次試験(筆記)での出現回数です。 |
英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。 |
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。 |
東京大学
(過去10年) 2016-2025年度の東京大学(一般入試前期日程)の英語(リーディング)での出現回数です。 |
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