大学〜一般レベル

moratorium

/ˌmɔːrəˈtɔːriəm/
【火葬場】
政治経済
語源
ラテン語の moratorius (モラトーリウス、「遅延させる性質の」) の中性形 moratorium が由来である。
これは名詞 mora (モラ、「遅延、ためらい」) に由来する。

元々は、法的に認められた「支払いの遅延(猶予期間)」を指した。現在では、活動や計画などの「一時的な停止(期間)」、「執行猶予」といった意味で広く使われる。例えば、核実験の一時停止 (nuclear moratorium) など。
語源のつながり
例文
  • The government declared a moratorium on all new construction in the protected area.(政府は、保護地域におけるすべての新規建設の一時停止を宣言した。)
語幹

mora 【遅延、ためらい】

ラテン語「mora」(遅延、遅滞) に由来する語幹。

  • moratory - 支払猶予の

    mora(遅延) + -tory(形容詞化)。

  • demur - 異議を唱える、ためらう

    de-(強意) + morari(遅れる、ためらう)。ラテン語 morari は mora と同源。

  • commorancy - (古語)居住、滞在

    com-(共に) + morari(滞在する) + -ancy。

-torium 【〜の場所】

ラテン語の接尾辞で、場所を示す名詞を作る。-orium, -arium と同源。

  • auditorium - 講堂

    auditor(聞く人) + -ium(場所)。-torium の関連形。

  • sanatorium - 療養所、サナトリウム

    sanare(癒す) + -torium(場所)。

  • crematorium - 火葬場

    cremare(焼く) + -torium(場所)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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英検®準1級
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英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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