大学〜一般レベル

sensibility

/ˌsensəˈbɪləti/

【能力】

一般芸術

語源

形容詞 sensible (分別のある、感じられる) に、性質や状態を示す名詞接尾辞 -ity が付いた形である。
sensible はラテン語 sensibilis (感覚で捉えられる) が由来で、これも sentire (感じる) から派生している。

「感じることができる性質」、特に感情や芸術などに対する「感受性」や、微妙な違いを感じ取る「感覚」を意味する。（sensible の主な意味「分別のある」とは少し異なる点に注意）

語源のつながり

例文

The poet was known for his delicate sensibility and emotional depth.(その詩人は、繊細な感受性と感情の深さで知られていました。)

語幹

sens 【感じる、感覚】

ラテン語「sentire」(感じる)、「sensus」(感覚) に由来する語幹。「sent」ともなる。

sensible - 分別のある、感じられる
sentire(感じる) -> sensibilis。感じることができる、分別がある。
sense - 感覚、意味
ラテン語「sensus」から。
sensitive - 敏感な
sentire(感じる) -> sensitivus。
sentient - 感覚のある
sentire(感じる) の現在分詞 sentiens。
consent - 同意する
con-(共に) + sentire(感じる)。
dissent - 異議を唱える
dis-(離れて) + sentire(感じる)。

-ible 【〜できる】

形容詞を作る接尾辞。「-able」と同義。

sensible - 分別のある、感じられる
sentire(感じる) -> sensibilis。感じることができる、分別がある。
visible - 見える
videre(見る) + -ibilis。
possible - 可能な
posse(できる) + -ibilis。
flexible - 柔軟な
flectere(曲げる) + -ibilis。

-ity 【性質、状態】

抽象名詞を作る接尾辞。

reality - 現実
real(現実の) + -ity。
quality - 質
qualis(どのような) + -ity。
ability - 能力
able(できる) + -ity。