大学〜一般レベル

reprimand

/ˈrɛprəˌmænd/
【覚書】
一般法律
語源
ラテン語の reprimenda (抑制されるべきもの、非難されるべきもの) が由来で、名詞・動詞として使われるようになった。
これは動詞 reprimere (押し戻す、抑制する、非難する) の未来受動分詞(〜されるべき)である。
reprimerere- (後ろへ、反対に、強く) + premere (押す) に分解できる。

元々は「強く押さえつける」というイメージから、特に公の場で、あるいは公式に、過ちや不正に対して「厳しく注意・非難する」こと(叱責、懲戒)を意味する。
語源のつながり
例文
  • The manager had to reprimand the employee for being consistently late to important meetings.(マネージャーは、重要な会議に一貫して遅刻する従業員を叱責しなければならなかった。)
  • The committee decided to censure the official for misconduct, issuing a formal reprimand in the public record.(委員会はその役人を不祥事で非難し、公的記録に正式な譴責を記載することを決定した。)
語幹

re- 【反対して、強く】

ラテン語の接頭辞。

  • return - 戻る、返す

    re-(再び) + turn(回る)。

  • repeat - 繰り返す

    re-(再び) + petere(求める)。

prim 【押す、押さえる】

ラテン語 premere (押す、圧迫する) の語幹 prim- (または press-) に由来。

  • press - 押す、圧迫する

    ラテン語 premere の過去分詞 pressus から。prim と同源。

  • compress - 圧縮する

    com-(共に) + press(押す)。共に押し合わせる。

  • depress - 意気消沈させる、押し下げる

    de-(下に) + press(押す)。下に押す。

  • express - 表現する、急行の

    ex-(外へ) + press(押す)。外へ押し出す。

  • impress - 印象づける、押し付ける

    im-(中に) + press(押す)。中に押し付ける。

  • oppress - 抑圧する

    op-(〜に対して < ob-) + press(押す)。〜に対して圧力をかける。

  • suppress - 抑制する

    sup-(下に < sub-) + press(押す)。下に押さえつける。

  • print - 印刷する

    古フランス語 preinte (押された跡) < premere。

-and 【〜されるべき(ラテン語動形容詞)】

ラテン語の動形容詞(未来受動分詞)語尾 -andus/-endus に由来。義務や必要性を示す。

  • agenda - 議題

    ラテン語 agendus (行われるべき) < agere (行う)。行われるべき事柄。

  • memorandum - 覚書

    ラテン語 memorandus (記憶されるべき) < memorare (記憶する)。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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