大学〜一般レベル

relativity

/ˌrɛləˈtɪvəti/

【安全】

物理学哲学

語源

「相対的な、関連のある」という意味の形容詞 relative に、「〜の状態、性質」を表す接尾辞 -ity が付いた名詞である。

relative は、ラテン語の relativus (関連のある) に由来し、re- (相互に) + lat- (運ぶ) + -ive (性質) という構成である。「相互に関連しあう性質」から「相対性」という意味になる。

語源のつながり

例文

Einstein's theory of relativity revolutionized our understanding of space and time.(アインシュタインの相対性理論は空間と時間の理解に革命をもたらした。)
Einstein’s theory of relativity reshaped our understanding of space and time.(アインシュタインの相対性理論は空間と時間の理解を一新した。)

語幹

re- 【再び、後ろへ、相互に】

ラテン語由来の接頭辞。

refine - 洗練する
re-(再び) + fine(終わらせる、完成させる)。
return - 戻る
re-(後ろへ) + turn(回る)。
revise - 修正する
re-(再び) + vise(見る)。
relate - 関連づける
re-(相互に) + lat(運ぶ)。

lat 【運ぶ、持っていく】

ラテン語「ferre」(運ぶ) の過去分詞幹「latus」に由来する語幹。

translate - 翻訳する
trans-(横切って) + lat(運ぶ)。
correlate - 相互に関連づける
cor-(共に) + re-(相互に) + lat(運ぶ) + -ate。
dilate - 広げる、拡張する
di-(離れて) + lat(運ぶ、広げる)。
relate - 関連づける
re-(相互に) + lat(運ぶ)。

-ity 【性質、状態】

抽象名詞を作る接尾辞。

ability - 能力
able(できる) + -ity。
activity - 活動
active(活動的な) + -ity。
security - 安全
secure(安全な) + -ity。