大学〜一般レベル

refraction

/rɪˈfrækʃən/
【関係】
物理学
語源
ラテン語の動詞 refringere (壊して押し戻す、屈折させる) の過去分詞 refractus + 名詞化接尾辞 -io (行為) から成る (refractio)。

Refringere は接頭辞 re- (後ろへ、反対に、強意) + frangere (壊す、砕く) から成る。光などが媒質(水やガラスなど)を通過する際に、その進路が「折れ曲がる」現象を指す。元の「壊す」という意味合いが、光路が「折れる」という形で残っていると考えられる。「屈折」を意味する物理学用語である。
語源のつながり
例文
  • The refraction of light through a prism creates a beautiful rainbow of colors.(プリズムを通る光の屈折は、美しい虹色の色彩を生み出す。)
語幹

re- 【再び、後ろへ、強意】

ラテン語由来の接頭辞。

  • refine - 洗練する

    re-(再び) + fine(終わらせる、完成させる)。

  • return - 戻る

    re-(後ろへ) + turn(回る)。

  • revise - 修正する

    re-(再び) + vise(見る)。

fract 【壊す、砕く】

ラテン語「frangere」(壊す、砕く) の過去分詞幹「fractus」に由来する語幹。

  • fraction - 一部分、分数、断片

    fract(砕く) + -ion(こと)。砕かれたもの。

  • fracture - 骨折、割れ目

    fract(砕く) + -ure(結果)。

  • fragment - 破片、断片

    ラテン語 fragmentum (破片) から。frangere (壊す) に関連。

  • infringe - (権利などを)侵害する

    in-(中に) + frangere(壊す)。境界を壊して中に入ること。

-ion 【行為、状態、結果】

名詞を作る接尾辞。

  • action - 行動

    act(行う) + -ion。

  • creation - 創造

    create(創造する) + -ion。

  • relation - 関係

    relate(関連づける) + -ion。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
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