専門レベル

oxytocin

/ˌɑksəˈtoʊsən/

【アドレナリン】

科学医学

語源

ギリシャ語の oxys (速い、鋭い) + ギリシャ語の tokos (出産) + 化学物質を示す接尾辞 -in という要素から合成されたホルモン名である。

このホルモンが子宮の収縮を促し、出産を早める作用を持つことから、「速い出産」を意味する名前が付けられた。愛情や信頼に関わるホルモンとしても知られる。

語源のつながり

例文

Oxytocin is sometimes called the “love hormone” because it promotes social bonding.(オキシトシンは社会的絆を強めるため「愛情ホルモン」と呼ばれることがある。)

語幹

oxy 【鋭い、酸っぱい、速い】

ギリシャ語 oxys (鋭い、酸っぱい、速い) に由来する語幹。

oxygen - 酸素
oxy(酸) + gen(生む)。酸を生むものと考えられたため。
oxymoron - 撞着語法
oxy(鋭い) + moron(愚かな)。鋭く愚かな表現。
dioxide - 二酸化物
di-(二つ) + oxide(酸化物 < oxygen)。

toc 【出産】

ギリシャ語 tokos (出産) に由来する語幹。

dystocia - 難産
dys-(困難な) + tocia(< tokos 出産)。
tocolytic - 子宮収縮抑制薬
toco(出産) + lytic(分解する、緩める)。

-in 【化学物質】

化学物質（特にタンパク質やホルモン）を示す接尾辞。

protein - タンパク質
protos(第一の) + -in。
insulin - インスリン
insula(島) + -in。膵臓のランゲルハンス島から。
adrenalin - アドレナリン
ad-(〜へ) + renal(腎臓の) + -in。副腎から。