大学〜一般レベル

matrimony

/ˈmætrəˌmoʊni/

【とげとげしさ】

法律社会

語源

ラテン語の matrimonium「結婚、夫婦関係」が由来である。
これは mater「母」（属格形 matris）+ 状態や義務を示す接尾辞 -monium に分解できる。

文字通りには「母親 (mater) になるための状態・義務」といった意味合いがあり、法的に認められた男女間の結合である「結婚」や「夫婦関係」を指す、やや硬い言葉である。

語源のつながり

例文

The couple entered into holy matrimony surrounded by their closest friends and family in a beautiful, sunlit garden ceremony.(そのカップルは、美しく陽の光が差す庭園の式典で、親しい友人や家族に囲まれて神聖な結婚生活に入った。)

語幹

matri 【母】

ラテン語 mater(母)の属格 matris に由来する語幹。

matriarch - 女家長
matri(母) + arch(支配者)。
maternal - 母の
mater(母)から。matriと同源。
matrix - 母体、基盤
mater(母)から。matriと同源。

mony 【状態、儀式、義務】

ラテン語の接尾辞 -monium に由来。状態、儀式、義務などを示す名詞を作る。

patrimony - 世襲財産、父祖伝来のもの
patri(父) + mony(状態・財産)。父親から受け継ぐもの。
testimony - 証言、証拠
testis(証人) + mony(儀式・状態)。証人が行うこと。
ceremony - 儀式
ラテン語 caerimonia。-monyの部分は同源の可能性あり。
acrimony - とげとげしさ
acer(鋭い) + mony(状態)。