専門レベル

lactate

/ˈlækˌteɪt/

【硫酸塩】

科学医学

語源

ラテン語の動詞 lactare (乳を出す、乳で育てる) が語源である。これはラテン語の名詞 lac (乳、属格は lactis) に由来する。

生物学、特に哺乳類について「乳を分泌する」という意味の動詞である。名詞形は lactation (授乳、泌乳)。
化学では、乳酸 (lactic acid) の塩またはエステルである「乳酸塩」を指す名詞としても使われる。この場合、接尾辞 -ate は化学命名法の一部である。

語源のつながり

例文

Nursing mothers lactate to provide essential nutrition for infants.(授乳中の母親は乳児に必須の栄養を提供するため泌乳する。)

語幹

lact 【乳】

ラテン語「lac」(属格 lactis、乳) に由来する語幹。

lactic - 乳の、乳酸の
lact(乳) + -ic(形容詞化)。
lactose - 乳糖
lact(乳) + -ose(糖)。
galaxy - 銀河
ギリシャ語 gala (乳) の属格 galaktos から。「天の川」を Milky Way と呼ぶのと同様の発想。

-ate 【〜にする、〜酸塩】

動詞や名詞(特に化学物質の塩)を作る接尾辞。

create - 創造する
creare(生み出す) + -ate。
dictate - 口述する、命令する
dictare(言う) + -ate。
sulfate - 硫酸塩
sulfur(硫黄) + -ate(塩)。