大学〜一般レベル

inert

/ɪˈnɜːrt/
【慣性、不活発】
化学一般
語源
ラテン語の iners (属格 inertis) が由来で、「技術のない、不器用な、怠惰な、不活発な」という意味を持つ。
これは否定の接頭辞 in- 「〜でない」と ars (属格 artis) 「技術、技巧、芸術」から成り、「技術がない」というイメージ。

元々は「技術がない」ことから、活動的でなく「不活発な」、あるいは化学的に反応しにくい「不活性の」(例: inert gas 不活性ガス)という意味になった。
語源のつながり
例文
  • In the absence of sunlight, the chemical remained inert and showed no reaction.(日光がないと、その化学物質は不活性のままで反応を示さなかった。)
語幹

in- 【否定】

ラテン語由来の否定接頭辞。

  • incorrect - 不正確な

    in(否定) + correct(正しい)。

  • inactive - 不活発な

    in(否定) + active(活動的な)。

  • inept - 不適切な

    in(否定) + ept(適した)。

ert 【技術、活動】

ラテン語 ars, artis (技術、技能、芸術、活動) に由来する語幹。

  • art - 芸術、技術

    ラテン語 ars, artem から。

  • artist - 芸術家

    art + -ist(人)。

  • artifact - 人工物

    arte(技術で) + factum(作られたもの)。

  • artisan - 職人

    イタリア語 artigiano < ラテン語 artitus (熟練した) < ars。

  • inertia - 慣性、不活発

    ラテン語 inertia < iners。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

共通テスト
(過去10年) 2016-2025年度の大学入学共通テスト本試験(リーディング)での出現回数です。
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英検®準1級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 準1級 一次試験(筆記)での出現回数です。
英検®2級
(過去3回) 2024年第2回〜2025年1回の実用英語技能検定 2級 一次試験(筆記)での出現回数です。
東京大学
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