大学〜一般レベル

inefficiency

/ˌɪnəˈfɪʃənsi/

【欠乏、不足】

経済技術

語源

名詞。接頭辞 in- (否定) + 名詞 efficiency (効率、能率)。
efficiency はラテン語の efficientia (< efficere 成し遂げる)。

「（完全に）作り出すことができない状態」→「効率が悪いこと」。「非効率」「無駄」。

語源のつながり

例文

He criticized the inefficiency of the outdated administrative procedures.(彼は旧式の事務手続きの非効率を批判した。)

語幹

in- 【否定、不、無】

ラテン語の接頭辞「in-」(否定)。

inefficient - 非効率な
in-(否定) + efficient(効率的な)。
inactive - 不活発な
in-(否定) + active(活動的な)。
incorrect - 不正確な
in-(否定) + correct(正しい)。
inability - 無能、できないこと
in-(否定) + ability(能力)。

ef- 【外へ、完全に】

ラテン語の接頭辞「ex-」が f の前で ef- に変化した形。

inefficient - 非効率な
in-(否定) + efficient(効率的な)。
efficiency - 効率、能率
efficient(効率的な) + -cy(状態)。
efficient - 効率的な、有能な
ef-(完全に) + fic(作る) + -ient(の状態)。
effect - 効果、結果
ef-(外へ) + fect(作る = fic)。作り出されたもの。
effort - 努力
ef-(外へ) + fortis(強い)。力を外へ出すこと。
effluent - 流出する、廃液
ef-(外へ) + fluere(流れる)。

fic 【作る、なす】

ラテン語「facere」(作る、なす) に由来する語幹。

inefficient - 非効率な
in-(否定) + efficient(効率的な)。
efficiency - 効率、能率
efficient(効率的な) + -cy(状態)。
efficient - 効率的な、有能な
ef-(完全に) + fic(作る) + -ient(の状態)。
effect - 効果、結果
ef-(外へ) + fect(作る = fic)。作り出されたもの。
fiction - フィクション、作り話
fic(作る) + -tion(こと)。
sufficient - 十分な
suf-(下に=補う) + fic(作る) + -ient。
magnificent - 壮大な
magni(大きい) + fic(作る) + -ent。

-iency 【状態、性質】

名詞を作る接尾辞。-ence, -ance に関連。

efficiency - 効率、能率
efficient(効率的な) + -cy(状態)。
proficiency - 熟達、堪能
pro(前に) + fic(作る) + -iency。前に進んで作れる状態。
sufficiency - 十分、充足
suf(下に) + fic(作る) + -iency。補って作れる状態。
deficiency - 欠乏、不足
de(下に) + fic(作る) + -iency。作るのが不足している状態。