専門レベル

histocyte

/ˈhɪstoʊˌsaɪt/

【細胞学】

生物学医学

語源

ギリシャ語の histos (ἱστός、「織物、組織」) と kytos (κύτος、「くぼみ、容器、細胞」) が組み合わさった生物学用語である。

文字通り「組織 (histo)」にある「細胞 (cyte)」を意味し、結合組織に存在する大型の食細胞（マクロファージ）の一種を指す。

語源のつながり

例文

The pathologist identified numerous histocytes in the inflammatory tissue sample examined.(病理学者は調査した炎症組織サンプルから多数の組織球を同定した。)

語幹

histo 【組織、織物】

ギリシャ語 histos (web, tissue, warp) に由来する語幹。

histology - 組織学
histo(組織) + -logy(学問)。
histogram - ヒストグラム、柱状グラフ
histo(柱、棒) + gram(書かれたもの)。柱で度数分布を表した図。（histos の「縦糸、織機の棒」の意味から）
histamine - ヒスタミン
histo(組織) + amine(アミン)。組織内で生成されるアミン。

cyte 【細胞】

ギリシャ語 kytos (hollow, vessel, cell) に由来する語幹。

leukocyte - 白血球
leuko-(白い) + cyte(細胞)。
erythrocyte - 赤血球
erythro-(赤い) + cyte(細胞)。
cytology - 細胞学
cyto(細胞) + -logy(学問)。