専門レベル

gammopathy

/ɡæˈmɑpəθi/

【病理学】

医学

語源

gamma globulin 「ガンマグロブリン」（血清タンパク質の一種、電気泳動でγ領域に現れる）と、ギリシャ語の pathos (πάθος) 「苦しみ、病気」を組み合わせた医学用語である。

血液中の「ガンマグロブリン」に異常が見られる疾患群、「ガンモパシー」「γグロブリン異常症」を指す。

語源のつながり

例文

Monoclonal gammopathy is a condition where abnormal proteins are found in the blood, which requires regular monitoring.(モノクローナルガンモパシーは、血液中に異常なタンパク質が見つかる状態で、定期的なモニタリングが必要である。)

語幹

gamma 【ガンマ（ギリシャ文字Γ, γ）、ガンマグロブリン】

ギリシャ文字の第3字 gamma (Γ, γ)。電気泳動で分離される血清タンパク質の一群（γグロブリン）を指す。

gamma ray - ガンマ線
gamma(ガンマ) + ray(光線)。放射線の一種。
monoclonal gammopathy - 単クローン性ガンモパシー
monoclonal(単クローン性の) + gammopathy(ガンモパシー)。

pathy 【病気、苦痛、感情】

ギリシャ語 pathos (苦しみ、病気、感情) に由来する語幹。

sympathy - 同情、共感
sym-(共に) + pathy(感情)。感情を共にすること。
apathy - 無関心、無感動
a-(無い) + pathy(感情)。感情が無いこと。
antipathy - 反感、嫌悪
anti-(反対の) + pathy(感情)。反対の感情。
pathology - 病理学
patho(病気 < pathos) + logy(学問)。