専門レベル

fumarate

/ˈfjuməˌreɪt/
【硝酸塩】
科学医学
語源
fumaric acid (フマル酸) の塩またはエステルを示す化学用語である。接尾辞 -ate は、有機酸の塩やエステルを示す際に用いられる。
fumaric acid は、この酸が植物のケマンソウ属 (Fumaria) から初めて単離されたことに由来する。属名 Fumaria は、ラテン語の fumus (煙) に関連するとされ、植物の煙のような色や匂い、あるいは薬効に由来すると考えられている。

生化学的には、クエン酸回路の中間体として重要な物質である。
語源のつながり
例文
  • In the Krebs cycle, succinate is oxidized to fumarate, a key step in cellular respiration and energy production.(クエン酸回路では、コハク酸がフマル酸に酸化されるが、これは細胞呼吸とエネルギー生産における重要なステップである。)
  • In the Krebs cycle, the enzyme succinate dehydrogenase catalyzes the oxidation of succinate to fumarate, a key energy-producing step.(クレブス回路において、コハク酸デヒドロゲナーゼという酵素はコハク酸塩のフマル酸への酸化を触媒し、これは重要なエネルギー生産段階です。)
語幹

fum 【煙】

ラテン語「fumus」(煙) に由来する語幹。

  • fume - (煙・ガスなどの)臭気、煙、かんかんになる

    ラテン語 fumus (煙)。

  • fumigate - 燻蒸消毒する

    fum(煙) + agere(行う) > -igare (-igate)。煙で行う(消毒)。

  • perfume - 香水、香り

    per-(通して) + fumare(煙を出す)。煙を通して香りを広げることから。

-ar 【〜の、〜に関する】

ラテン語の形容詞接尾辞「-aris」に由来。ここでは fumaric acid の一部。

  • solar - 太陽の

    sol(太陽) + -ar。

  • lunar - 月の

    luna(月) + -ar。

  • similar - 類似した

    similis(似ている) + -ar。

-ate 【〜酸塩、〜酸エステル】

化学分野で使われる接尾辞。酸の塩やエステルを示す。

  • acetate - 酢酸塩、アセテート

    acetic acid(酢酸) + -ate。

  • sulfate - 硫酸塩

    sulfuric acid(硫酸) + -ate。

  • nitrate - 硝酸塩

    nitric acid(硝酸) + -ate。

出現頻度

※動詞の活用形(-ing, -ed等)や名詞の複数形(-s等)も一部集計に含まれます。

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