専門レベル

fructokinase

/ˌfrʌktoʊˈkaɪneɪs/

【プロテアーゼ（タンパク質分解酵素）】

生物学化学

語源

ラテン語の fructus 「果実」（果糖＝fructose の由来）と、ギリシャ語の kinēsis (κίνησις) 「運動、変化」、そして酵素を示す接尾辞 -ase を組み合わせた生化学用語である。

果糖（fructose）にリン酸基を付加する（運動・変化させる）酵素を指す。

語源のつながり

例文

Fructokinase is a specific enzyme in the liver that plays a crucial role in the metabolism of fructose from our diet.(フルクトキナーゼは肝臓にある特定の酵素で、食事からの果糖の代謝に重要な役割を果たす。)

語幹

fructo 【果物、果糖】

ラテン語「fructus」(果実)に由来する語幹。

fructose - 果糖（フルクトース）
fruct(果実) + -ose(糖)。
fructify - 実を結ぶ
fruct(果実) + -ify(〜化する)。
fruit - 果物
ラテン語 fructus から。

kin 【動く】

ギリシャ語「kinein」(動かす)に由来する語幹。

kinetic - 運動の
kin(動く) + -etic(の)。
kinesiology - 運動学
kin(動く) + -logy(学問)。
cinema - 映画
ギリシャ語 kinema (動き)。
kinase - キナーゼ（リン酸化酵素）
kin(動かす) + -ase。

-ase 【酵素】

酵素を示す名詞を作る接尾辞。

amylase - アミラーゼ（デンプン分解酵素）
amyl(デンプン) + -ase。
lipase - リパーゼ（脂肪分解酵素）
lip(脂肪) + -ase。
protease - プロテアーゼ（タンパク質分解酵素）
prote(タンパク質) + -ase。