専門レベル

fibrillation

/ˌfaɪbrəˈleɪʃən/

【関係】

医学

語源

ラテン語の fibrilla (小さな繊維、細糸 < fibra 繊維) の語幹 fibrill + 行為や状態を示す名詞接尾辞 -ation (-atio) で構成される。

元々は「細かく震えること」を意味する。医学用語としては、心臓の筋肉（心筋）などが、協調性を失って不規則に細かく収縮する状態（特に心房細動や心室細動）を指す。

語源のつながり

例文

Atrial fibrillation is a type of irregular heartbeat that needs medical attention.(心房細動は、医師の診察が必要な不整脈の一種である。)
The cardiologist diagnosed the patient with atrial fibrillation, a common type of heart rhythm arrhythmia.(心臓専門医は患者に心房細動という一般的な心拍リズム不整脈を診断した。)

語幹

fibrill 【小さな繊維】

ラテン語「fibra」(繊維) の縮小辞「-illa」がついた「fibrilla」に由来する語幹。

fibril - 原繊維、細繊維
ラテン語 fibrilla から。
atrial fibrillation - 心房細動
atrial(心房の) + fibrillation(細動)。
ventricular fibrillation - 心室細動
ventricular(心室の) + fibrillation(細動)。

-ation 【行為、状態、結果】

行為、過程、状態、結果を表す名詞を作る接尾辞。

creation - 創造
create(創造する) + -ation。
information - 情報
inform(知らせる) + -ation。
relation - 関係
relate(関連づける) + -ation。