専門レベル

embryoblast

/ˈɛmbrioʊˌblæst/

【巨赤芽球】

生物学医学

語源

生物学（発生学）用語。embryo (胚、胎児 < ギリシャ語 embryon < en- 中に + bryein 腫れる、成長する) + blast (芽、胚細胞 < ギリシャ語 blastos)。

哺乳類の胚発生初期段階である胚盤胞（はいばんほう）において、将来胎児本体へと発生していく内部細胞塊のこと。

語源のつながり

例文

The inner cell mass, or embryoblast, develops into the fetus itself.(内部細胞塊、つまり胚盤葉上層は、胎児そのものへと発生する。)

語幹

embryo 【胎児、胚】

ギリシャ語「embryon」から。en-(中に) + bryein(成長する、膨らむ)。内部で成長するもの。

embryonic - 胚の、初期段階の
embryo + -nic(形容詞化)。
embryology - 発生学
embryo + -logy(学問)。

blast 【芽、胚細胞、芽細胞】

ギリシャ語「blastos」(芽)に由来する語幹。

blastocyst - 胚盤胞
blasto(芽) + cyst(袋)。
osteoblast - 骨芽細胞
osteo(骨) + blast(芽細胞)。骨を作る細胞。
fibroblast - 線維芽細胞
fibro(線維) + blast(芽細胞)。線維を作る細胞。
megaloblast - 巨赤芽球
megalo(大きい) + blast(芽細胞)。巨大な赤血球系の未熟細胞。